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落語を聴いた日

ナマで落語を聴いた日の覚書と、落語に関係するあれこれについて書きます。

2014年9月8日 志らくのピン@渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール

まず、お弟子さんが、二人続けて。

「道灌」…下手だった。

「三年目」…怪談話だけど、純愛物語ともいえるか。死んで三年たって髪が伸びるまでは恥ずかしくて化けて出ることが出来なかった先妻の話。当時は葬儀の前に髪を剃り落とす習慣だったのですね。「らくだ」でもそうだし。

 

志らくは「金明竹」「二階ぞめき」「井戸の茶碗」。

金明竹」…与太郎話。大阪訛りと英語訛りの混ざった客とのやりとりが楽しい。ここは、志らくさんのオリジナルなのかな?

「二階ぞめき」…廓遊びが過ぎる若旦那の為に、自宅の二階を(ミニ)吉原に改造しようという番頭さん。発想がすごいね。

井戸の茶碗」…前夜に別の落語家のYouTubeを見ちゃったのですが、志らくさんの「井戸の茶碗」が好き。重過ぎないところが、良い。

正直者が3人揃うとどうなるか、面倒臭くなる、という話から入って行きました。

 

来年から「志らくのピン」は年に4回、国立演芸場(300席)でやるそうです。

会の名称は未定。1回に3席やって、彼の持ちねた(180くらいと仰っていたかな)を全てやる。全部吐き出すそうです。

 

落語に興味を持ったきっかけはあるのですが、(ハイ、「赤めだか」(立川談春・著)を去年の終わり頃読みました。)動画や生舞台でよく聴くようになったのは、「こんな人でも生きている(生きていた)んだ!」と思うような落語の登場人物に惹かれるからです。「らくだ」とかね。

それと、私は勘違いしていたのですが、落語は話芸であって、笑わせる為(だけ)のものではない事を知りました。着物姿で一人で座って喋って人を笑わせるのが落語、というのはちょっと違うらしい。

で、志らくが一番好きです。狂った感じの人が好き。

勿論、動画では故人の噺も聴きます。『只聴き』なのは気が引けるんですが…。