落語を聴いた日

ナマで落語を聴いた日の覚書と、落語に関係するあれこれについて書きます。

読んだ本

立川談志『酔人・田辺茂一伝』(1994年)

21年前に刊行された、談志が書いた本。本筋ではないのだが、p.50に「…家元は、この女房殿を大切にしている、これくらい大切にしている亭主もそうはいない。女房というより“天使”だと思っている。…」とある。この時談志は50代だったはず。50代でこう書ける男はそんなにいないだろうなぁ。

只見でイケナイのですが、YouTubeで聴いた高座で、要は“女遊び”の話題になって「のんくん、ごめん!」と奥様に謝ってる箇所も印象的だ。ごめん、と言いながらも、他の女性と関係は持ったのでしょうけれど、うーん、他人事としては充分「アリ」だ。許せます。