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落語を聴いた日

ナマで落語を聴いた日の覚書と、落語に関係するあれこれについて書きます。

12/1 写噺 SHABANASHI @国際連合大学・エリザベス・ローズ国際会議場

しゃばなし、と読みます。志らくさんのツイートで知って応募し、行って来ました。

主催は画像、動画を扱っているGetty Images という会社で、今年初めて、写真×落語、のイベントを開催。二人の落語家が、Getty Imagesの選んだ2016年を象徴する報道写真の中から一枚選び、それに関連した噺を一席ずつ語ります。

白酒さんも言ってましたが、国連大学の中に入るだけで、なんだか嬉しい。受付で言われた通り、外から見えるところに渡されたシール貼りましたよ。これで「危険人物」じゃないとわかる仕組みなのでしょう。エレベーターの音声は英語でした。会議場の正面に舞台を作り、高座になってました。ちょっと驚いたのは、一般客の他に報道関係者が大勢招待されていたこと。これ、普通の興行ではなかったようです。入場無料でカレンダーと手拭いのお土産までいただきました。

一、オープニング  司会者のフリーアナウンサーさんは着物姿。社長さん(女性)が会社と今日のイベントの説明。NTTの専門の人も登壇して人工知能が写真を選ぶ話もありました。

一、「松曳き」  桃月庵白酒  この方は初めて聴きました。ところどころに、独自のギャグを入れ、大筋スタンダードだけどおもしろかった。彼が選んだ一枚は、EUサミットでメルケル首相(独)、キャメロン首相(英)、オランド大統領(仏)が討論している写真。噺のあいだ、パネルが傍に展示されてました。

仲入り

一、「子別れ」  立川志らく  約1ヶ月前の赤坂寄席でも同じ演目でした。何回聴いても涙が出るなぁ。夫婦、親子の情愛。それを横から見て感動する八百屋を登場させるバランス感は志らくならでは。メリハリもあって良かった。聴いている人々が、落語になじみがない層が多いと判断した為か、玄能を金槌と言ったところが1回だけありました。今調べたら、玄能の方が金槌より小さい道具のようです。志らくさんは、熊本地震で崩壊した家の前で、オモチャを持って微笑む男の子の写真を選んでました。壊れた家の中からお気に入りのオモチャが壊れず見つかって嬉しい…と想像させる一枚。(実際そうなのかは、わかりません。)

一、アフタートーク   司会者と落語家二人でトーク。写真を選んだ理由、写真と噺の関連、今日のイベントの感想など。志らくさんは、こどもには強さ、純粋さがあること、大人がしっかり見なくちゃいけないと話し、白酒さんに「マジメなこと言い過ぎたかな?」と話し掛けてました。照れ、というか、バランス感覚というか。子育て真っ最中ってことも関係あると思った。テレビの規制の話題にもなり、司会者が元の所属局名も出して話していたのが痛快でした。

 

※こちらに動画が公開されています。

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