落語を聴いた日

ナマで落語を聴いた日の覚書と、落語に関係するあれこれについて書きます。

1/31 立川流 あたらしい会@新宿レフカダ

1月31日

満席でした。

一、 開口一番 「つる」 立川談洲

立川談笑一門の前座さん。自己紹介から噺の入り方がきれいだった。

一、 「花色木綿」 のゝ乃家ぺぇぺぇ

山口勝平、と書いて、のののや・ぺぇぺぇ、と読む」そうです。師匠が立川志ら乃で、口調が似てますね。

一、 「蝦蟇の油」 立川談吉

蝦蟇の油の口上がかっこ良かった。

一、 「待ちわびて」 春風亭昇々

春風亭昇太門下の二つ目さん。チラシには”他流派警戒枠”となってました。(超)高齢者が登場する新作落語。おもしろかった。

一、 「時そば」 立川志ら乃

この会を企画した人。まくらで立川談之助の代演で、新宿末広亭に初出演した話。から、時そば。時を数えるあたりで、両手の指を使ってちょっとゴチャゴチャしたかな。

仲入り

一、 漫才 米粒写経

初めて聴きましたが、大爆笑でした。

一、 「人間っていいな」 立川志の太郎

志の輔の弟子。高座を聴くのは2回目で、同じ噺ですが楽しかった。

一、 「鼠穴」 立川龍志

会場の空気感がガラッと変わりました。この方は、いわゆる「志の輔以前」の談志の弟子です。満員の客席を前に「鼠穴」を始めたと気付いた時(竹次郎、という主人公の名前と田舎なまりで気が付きました。)、ゾクッと来ました。いい意味で。最後のさげ (「夢は土蔵(=五臓)の疲れだ」)は、初めの方で伏線はってましたが、やっぱりわかりにくいかな。