落語を聴いた日

ナマで落語を聴いた日の覚書と、落語に関係するあれこれについて書きます。

5/25 立川流《新宿新作の会》@新宿永谷フリースタジオ Fu+

5月25日

一、開口一番「夕立屋」 立川志ら松

新作の会ですが、前座さんは古典をやりますとのこと。肝心な箇所で夏と冬を言い間違えたのが惜しい!

一、「死」  立川がじら

あの世に行った人が登場する古典落語ありますよね。新作で、似たシチュエーションで作るのは難しいのかも。とにかく、失礼ながら、ピンと来るものはなかった。

一、「狂言マック」「天使と悪魔とエトセトラ」  立川三四楼

私は能楽ファンでもあります。この方の狂言の発声は上手いし、『シン・ゴジラ』のこととか、言い回し自体はおもしろかった。が、噺のテーマがもう古いし、狂言に関心ない人には通じないでしょ。後半で、有名人の似顔絵ペープサート(似ていないのもあり)を取り出したので、ビックリ。でも検索すると「いつもの」というツイートも見かけましたから、今までもやっている手法らしい。ん?どこが新作なのだろう。

一、「ウォーミングアップ」  立川キウイ

こういうグダグダ感がお好きなファンもいるのかなぁ?本当のウォーミングアップです。噺のタイトルではなくて。

一、「日大の話」  立川談之助

またも、モノが登場。いわゆる、フリップです。で、日大アメフトの話をはじめ、言いたい事を大声で言ってました。

え、新作落語

一、「グロサリー部門」  立川志ら乃

志ら乃ファンだからこの会に行った訳ですが、ここだけ別世界におもしろかった。にじみ出るものが格段に違うと思いました。