落語を聴いた日

ナマで落語を聴いた日の覚書と、落語に関係するあれこれについて書きます。

5/8 らくご錬金術 よんさん会@レフカダ新宿

5月8日

初めて行ってみました。  らくご錬金術の副題は【立川志ら乃 創作落語ネタ下ろしの会@レフカダ新宿】ですが、5月は怒涛の4週連続3席古典落語ネタ下ろし、だそうです。  私は古典落語の方が好きなので、この機会にと思って。なのにすみません、遅刻したので一席目は終盤から聴きました。

「ずっこけ」  立川志ら乃   すっかり酔っ払った男が、塀の外側は皆んなのものだ!と用を足すあたりから。

口調に勢いがあって下品に(あまり)ならないところが好きです。森下仁丹の広告の絵、充分わかりますよ。でも20代の若者は知らないのかな。

ネタ下ろしとはその落語家にとっての初演ということですよね。確かに毎週3席、計12席を仕上げるのは大変でしょう。この方には、追い込まれて発揮する力があるのだと思う。まだ1週目ですが。

「蛙茶番」(かわずちゃばん)    立川志ら乃     素人芝居を題材にした噺です。おもしろかったけど、シモネタのところは余りケラケラ笑ってもなぁ、と控え目に笑いました。箸が転げても可笑しい年齢ではないので。

中入り

「  ?   」  昔昔亭A太郎(せきせきていえーたろう)    新作落語。こういう感じが現代の若者に受ける笑いなのかも。

「夢金」    立川志ら乃    タイトルそのものがオチをあらわしている古典落語で、最後はわかっているけどおもしろかった。フライヤーに「攻めの初夏!」と載っていました。まさに攻めてます。