落語を聴いた日

ナマで落語を聴いた日の覚書と、落語に関係するあれこれについて書きます。

5/22 シネマ落語の会 天国から来たチャンピオン @北沢タウンホール地下一階 小劇場B1

5月22日
志らく一門会スペシャル企画です。この会場で「不幸の家族」を先週観たのですが、舞台の作りが変わってました。向かって右側の小道具が並んでいたスペースも客席にしたのかな?開演前、昼公演が終わって出てきた友人に会え、「良かったね!」と同じ感想持っていて嬉しかった。 
開演前、司会的に前に立った前座さんに芝居を観た人は?と言われて、私の見える範囲ではあまり手があがっていなかったのは意外でした。
昨年までなら、わかる!その気持ち。でも、今年は違いますよ。志らくツイッターで、蜷川幸雄さんの死去と一度役者としてオファーされたが独演会と重なるので事務所が断ってしまったという接点を書き、続けて "蜷川幸雄。どういう経緯で志らくがオファーを受けたのかはわからないが微かに蜷川幸雄と結ばれたのは事実。でも一度も私の芝居にお誘いしなかった。まだそ のレベルではないと思っていたから。今回はお誘い出来ると思います。まだまだではあるが私の気持は伝わるはず。「不幸の家族」明日初日 #蜷川幸雄" と書いています。

一、落語バトル
「権助魚」 立川らくぼ 
「芝居の喧嘩」 立川らく人 
結果的に3位だったんですが、スッキリしていて良かったと思う。
「ずっこけ」 立川志ら乃 
真打です。段違いに良かった。メリハリがきいていて気持ち良い。ちなみに、この噺の初演を5月8日に聴きました。終演後に掲示物を見ると、2位の1.5倍以上の票が入っていて圧勝。

一、「寝床」 立川志らく 
プログラムにはここで2席やるように掲載されてましたが、まさにこの旦那のごとく、タップリ、ぎっしりやったので、これで十分。熱量がすごくて、可笑しくて、楽しい。ガンモドキの製造法とか。 
志らくの落語は逃してはいけないと思い、6月の一門会のチケットを買いました。

仲入り

一、シネマ落語「天国から来たチャンピオン」 立川志らく 
昨年の秋、横浜で聴いた時もおもしろかった。
でも、少し前にDVDで映画を見ておいたので、細部の比較・対応がわかって、もっとおもしろくなった。志らくのこの映画への愛が、映画ファンとは言えない私にも少しわかった気がした。
そして、後半のあたりでグッと来てしまい、最後は泣いた。みなさん笑っていた様子だったけれど。純愛ストーリー。